占星術と神話
★乙女座にまつわる神話②~冥界に連れ去られた美少女の母にして豊穣の女神デメテル★
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太陽は8月23日12時16分ごろ、乙女座に入ります。
今日は乙女座にまつわる神話~豊穣の女神デメテルと
その娘ペルセフォネについてのお話その②です。
***
豊穣の女神デメテルの娘、美少女ペルセフォネは
彼女の美しさ、可愛さに一目惚れした冥界の神ハデスにより
冥界に連れ去られてしまいました。
娘を失った大地の女神は嘆き悲しみ
豊穣の女神としての公務?を放棄してしまったので
世界はいちねんじゅう冬のように暗く寒くなってしまい
作物は育たず、人々は飢えに苦しめられました。
ハデスに連れ去られるペルセフォネ
見かねたゼウス(神々の王、ペルセフォネの父)が冥界に赴き
ハデスにペルセフォネを母親のもとに返すよう説得します。
(たまにはゼウスも真っ当なことするw)
ペルセフォネはハデスにとても大切に扱われていましたが
やはり、突然さらわれてきた女の子、
お母さんに会いたい!と泣くので
さすがの陰キャラハデスも
彼女を里帰りさせることに同意しました。
ただ、さすが冥界の神(ねちこいw)
別れ際にペルセフォネにそっと
冥界で育ったザクロの実を渡します。
冥界の食べ物を食べてしまったら、冥界にとどまらなくてはならぬのです。
お腹がすいていたペルセフォネは
帰り道の馬車の中でザクロの実を
12粒のうち4粒を食べてしまいました。
あーあw
愛娘が地上に帰ってきたデメテルは喜び
大地は再び作物が豊かに実るようになりましたが
冥界の果物を食べてしまったペルセフォネは
1年(12ヶ月)のうち4ヶ月は冥界にいなくてはなりません。
12粒渡されたザクロのうち、4粒食べましたからね。。。
ペルセフォネが冥界にいてデメテルが嘆き悲しむ
その4ヶ月が地上においての
作物の育たない、寒くて暗い冬
ペルセフォネが帰ってきてデメテルが喜び
温かい日差しが降り注ぎ、花咲き乱れる季節が春、
ということになったのでした。
まぁまぁ、めでたし☆彡
それにしても、ギリシャの神々ってヒマなん?なんなん??
という疑問を禁じえませんw
***
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★乙女座にまつわる神話①~冥界に連れ去られた美少女の母にして豊穣の女神デメテル★
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太陽は8月23日12時16分ごろ、乙女座に入ります。
今日は乙女座にまつわる神話をご紹介します。
乙女座のシンボルマーク【 ♍ 】は
麦の穂を抱えた女神を表していますが、
この女神が大地の豊穣の女神デメテル。
そして、デメテルの娘ペルセフォネ(父親はゼウス)と
冥界の神ハデスが
乙女座にまつわる神話の主な登場人物です。
ペルセフォネは豊かなブロンドの、とても美しい娘でした。
ある日、ニンフたちとバスケットに色とりどりの花を摘んで歩いていると
見たこともない珍しい花を見つけます。
まぁ綺麗♡摘んで帰りましょ♡
ところが
うんとこしょー、どっこいしょ、力いっぱい引っ張っても
お花は抜けません。
そこで、ペルセフォネはおじいさんを呼んできて。。。
⇨って、これでは「大きなカブ」になってしまうw
もとい、
ペルセフォネはいっしょうけんめいお花を引っ張って
抜こうとしたのですが、なんと、
お花は抜けるどころか
大地が割れて、ペルセフォネはメイドに、
じゃなくて
冥土に引きずり込まれてしまったのです!
この「珍しい花で美少女を冥界に引きずり込む作戦」は
なんと愛と美の女神アフロディーテの策略だったのですが
そこまで話を広げると長くなるので置いといて
お花を摘む美少女ペルセフォネに一目惚れした冥界の神ハデスにより
豊穣の女神デメテルの娘ペルセフォネは
冥界に連れ去られてしまいました。
ルパート・バニー
「ペルセフォネの略奪」
娘を失った大地の女神は嘆き悲しみ
豊穣の女神としての公務?を放棄してしまったので
世界はいちねんじゅう冬のように暗く寒くなってしまい
作物は育たず、人々は飢えに苦しめられました。
乙女座にまつわる神話②へつづく。。。
どうなるペルセフォネ!
世界は再び光を取り戻せるのか???
***
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★元祖太陽族☆ネメアの森の獅子と勇者ヘラクレス~獅子座の神話★
太陽は獅子座を旅しています。
今日は獅子座にまつわる神話をご紹介しましょう。
「太陽」と聞くと反射的に
「太陽の季節」「太陽族」
「ぎ~~らぎ~~ら太陽が・・・♪」
「真っ赤に燃える~~~♪♪」
などという言葉が脳裏をかけめぐる私は
いったいいつの時代から生きているのでしょう。
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むかしむかし、ギリシャの神々の時代
ネメアの森に恐ろしい人食いライオンが棲んでおり
人や家畜を襲って食い殺すので恐れられておりました。
こんなのが家の近くに住んでたら
怖い怖い。
・・・それはそうと、ネメアってどこ?
グーグルマップで探したら
赤ポチじるしのところがネメアです。
アテネからそう遠くはないですね。
郵便番号は〒205の00です。(いらん情報)
ちなみに学生時代。。。
もう35年も前になりますが
一泊二日だけアテネに行ったことがあります。
が、土日に当たってしまったため
なーーーーーーーんにも見れなかった!
ホテルの部屋から
遠くにオリンポス神殿は見えましたが。
もとい。
ネメアの森に棲む人食いライオンを退治するため
勇者ヘラクレスが派遣されます。
前回のヒドラ退治同様、
ヘラクレスを憎むゼウスの王妃ヘラによる
奸計「12の試練」のうち
ファーストチャレンジがネメアの人食いライオン退治でした。
ミョーなモンスターとヘラクレスが戦っていたら
影にヘラの奸計が関係あり。
⇒なんちゃってつまらんおやぢギャグ。
ヘラクレスが矢で射ても
ライオンは鉄の皮膚で覆われているので
矢はカイン、コイン、カイーーーーン!と弾き返され
ライオンはびくともしません。
焦ったヘラクレスは棍棒でぶったたきました。
怪力ヘラクレスにぶったたかれたライオン、
さすがによろめいたので
すかさずヘラクレス
ライオンの首をその怪力を誇る両腕で締め上げる!
締め上げる!
締め上げる!
締め上げる!
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
締め上げても締め上げてもなかなか獅子は死なない!
さらに締め上げる!
・・・・・
・・・・・
・・・・・
ついに三日三晩締め上げ続け、ようやく獅子は息絶えましたw
(かあさん、ぼく、もう疲れたよ。。。byヘラクレス)
ヘラクレスは勝利の印として
獅子の皮を剥いで牙とともに持ち帰り
自分の武具や防具にリメイクしました☆
これが史上初のリサイクル)(嘘)
ゼウスを父に持つ怪力の英雄ヘラクレス相手に
獅子もよう戦った!とその強さを讃え
ゼウス(ヘラという説も)によって
ネメアの森の人食いライオンは空の星座になりました。
めでたし、めでたし。
お空の獅子座の心臓を表す部分に輝くのは
ローマ時代には「獅子の心臓=Cor Leonis」とよばれていた恒星レグルス。
黄道(地球から見た太陽の通り道)にあり
8月22日ごろに強く輝きます。
恒星占星術においては
蠍座のアンタレス、南の魚座のフォーマルハウト、牡牛座のアルデバランなどと共に
ロイヤルスター(王家の星)のひとつです。
・・・私の恒星パランのRiseに
ロイヤルスターふたつあるわ〜
やっぱり私、ほんとはプリンセスなんだと思う。・・・
恒星パランてなに?ロイヤルスターってなに???
って思った人は
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5月12日●牡牛座新月●
こんばんは☆
心理占星術研究所*ステラフォルテ京都主宰
カウンセラー・講師の織田めぐみ(meg)です。
明日の明け方、4時頃
牡牛座22度で新月を迎えます。
(クリックで大きくなります)
太陽が月を飲み込んで、月の姿が消える新月の夜。
月(感情、過去の記憶、潜在意識など)が眠っている間に
太陽(人生の方向性、目標、輝ける姿など)が
その創造意志を月に植え付ける瞬間です。
月は光(意識)を失っているので
どんなエネルギーを注入されたのがわかりません。
でも大丈夫\(^o^)/
当ブログを訪れてくださった皆様にはわかります♪
これから説明いたしますよ♪♪
牡牛座22度のサビアンシンボルは
「荒れた水の上を飛ぶ白い鳩」
ノアの箱舟に「もう大丈夫だよ、水が引いたよ」と
オリーブの枝を届けた白鳩です。
拙サロンのシンボルマークにも使っています♪
(青鳩だけどw)
なぜ、ノアたちは
大洪水などというカオスに巻き込まれたのでしょう?
アダムとイブから数えて10代目の人間が
ノアだったのですが
その頃のノアファミリー以外の人間たちは堕落しきっていました。
なので神様が
「もう、地上の人間なんて滅びてしまえ!洪水でまるごと流してやる!」
と、バチ切れて大洪水を起こしたのです。
いわゆる怒髪天を衝く、ってやつですね。
ただ、人間の中でもノアと彼のファミリーは
正しく、全量で、敬虔な人たちだったので、神様は
「巨大な箱舟を造りお前たち夫婦と家族
それから地上のありとあらゆる動物を
ひとつがいずつ載せて避難するがよい」
と予告してれくれたのでした。
そして、予告通り大雨が続いて地上は大洪水となり
ノアたち以外の人間や動物はみんな流れ去って滅びてしまいました。
40日目に方舟からカラスを放ったがすぐ帰ってきてしまい、
その1週間後に鳩を放つと
オリーブの枝をくわえて鳩は戻ってきました!
「もう神様の怒りはとけたよ、大丈夫だよ」
さらにその1週間後、ふたたび鳩を放つと
もう帰ってこなかったので
ノアたち、動物たちもぞろぞろと箱舟を降りました、
めでたしめでたし。
⇩
以上が「旧約聖書」の「創世記」
いわゆる「Genesis ジェネシス」に書かれた「ノアの箱舟」のお話です。
(鳩は英語でdoveと書いてダヴ、月のマークでおなじみの花王のdoveも
このノアの箱舟の白い鳩です)
このサビアンシンボルの意味するところは。。。
受け継がれてきた文化や伝統に忠実に生きていると
⇨神の教えに従い、真面目に善良に生きていたノアと彼の家族
危機的状況に陥っても
⇨世界を滅ぼす大洪水
周りから助けてもらったり
⇨神様に大洪水を逃れる方法を教えてもらう
鳩に地上の様子を見てきてもらう
自分の内側から答えがわきあがってくるよ
⇨鳩が帰ってこなかったからもう大丈夫、と下船を決意
そして、神様の言うとおりに
あらゆる動物のつがいをひと組ずつ避難させていたので
洪水後の世界(未来)を創ることができました。
いざという時のためにも
普段から正しく善き行いを心がけ
地に足つけて、直感を磨き
自分と周りを信じましょう、そうすれば
明るい未来を創っていけますよ。。。。。
というエネルギーを
今晩、私たちがが寝ている間に
太陽がプチュっと私たちの潜在意識に注入していくのです。
また、鳩がくわえている
オリーブの木や枝葉、オリーブグリーンという色には
「女性ならではの解決力→粘り強く平和的に導くフェミニンパワー」
オリーブの実は「そのままではシブくてなんともならんけど
手をかけ時間を懸けじっくり取り組むことで
美味しいオイルや塩漬けができる」
ことから
「自分自身を大切に、自分に愛情、手間、時間をかけましょう」
という意味もあります。
「白い鳩」は女神ヴィーナスのメッセンジャーでもあります。
ヴィーナス、白鳩、オリーブ⇨「美の三種の神器」?のイメージで
自分に手をかけ、美しき地上の女神になるプロジェクトを
始めてもいいですね(•ө•)♡
金星は牡牛座の支配星。
金星も牡牛座も、美しいもの、心地よいものが大好き♪
もちろん、それらを手に入れるのに必要なお金も大好き♪
今回の牡牛座新月は金星との関わりがとても強いので
「美とお金」にまつわることを始めるのもとても良いですね。
牡牛座は自分の内面を豊かに美しく満たすことで
それが外側にあふれ出し、人生が豊かに美しく彩られる、
そんな性質を持ったサインですから
外側を美しく飾るより先に
自分にとっての「インナービューティ」は何か、どんなことか
心静かに感じてみましょう。
女神ヴィーナスや、タロットカードの「女帝」のように
ゆったり、優雅にくつろぐには。。。?
今夜はゆっくりお風呂に浸かって
いい香りのボディーローションやオイルでお肌に潤いを与え
寝室もアロマオイルなんかでいいにお〜いにして
今日もお布団で寝られることを感謝して
やすらかに眠りましょう。。。ZZZ。。。
★ ∞ ★ ∞ ★ ∞ ★ ∞ ★ ∞ ★ ∞ ★ ∞ ★ ∞ ★
私ってどんな人?どんな良いところがあるの?
どんな仕事が向いているの?
どうやったら儲かるのモテモテになるの?
・・・など、いろいろ考えたり悩んだりしている方は
ステラフォルテ京都のカウンセリングへどうぞ♪
ズームだから、老若男女どなたでもご遠慮無く♪♪
お子さんのことやペットのことでもOK!!
お待ちしておりますm(_ _)m\(^o^)/m(_ _)m
オレもときどき出演します。
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太陽は射手座に入ったけれど、まずは蠍座にまつわる神話から★
なんだか今年はコロコロ言ってるうちに
ほんとにあっという間に1年の大半が過ぎてしまい。。。
特に11月はあっという間に終わっちゃいました。。。
ワタクシ蠍座の女なので、
蠍座についてネチネチネチネチ語ろうと思っておりましたのにw
気がついたらもう、太陽は射手座に入ってますやんか。
やーよw
気を取り直し、
蠍座にまつわる神話、いってみヨーカドー←なんか勝手に変換が出たw
★★★
ギリシャの神々の時代
オリオンという巨人がおりました。
オリオンは海の神、ポセイドンの息子で
巨人なだけでなくハンサムで
(巨人なだけだったらウドの大木w)
しかもめっぽう腕のいい狩人でした。
ところがちょっと性格に難アリというのか
ゴーマンで自慢しぃだったオリオン
ある日仲間としこたま大酒をくらい、ベロンベロンに酔っ払って
「オレさま自慢」を始めました。
オレほど腕の立つ狩人はいない
オレに倒せぬ獲物はこの世にいない
うんぬんかんぬん。。。∞
それを聞いた天上の神々がブチ切れました。
ブチ切れて、オリオンなんて蠍に刺されて
毒がまわって死んだらえーねん!
と、一撃必殺、猛毒の蠍を地上に送り込んだのは
ゼウスの妃ヘーラーとも、大地の女神ガイアとも言われています。
腕自慢の狩人、巨人オリオンも
忍び寄る小さな蠍には気づかず
プスッと刺されて哀れ絶命。
よっしゃー、よくやった!と
女神ヘーラー、またはガイアがごほうびに蠍を天に上げてやりました。
一方、なんぼなんでも可哀相なオリオンも
オリオンのことを憎からず思っていたアルテミスがゼウスに頼んで
夜空に輝く星座となりました。
が、
今でもオリオンは蠍がニガテで
蠍座が西の空に沈むのをちゃんと確認してから(?)
東の空から昇ってくるのです(笑)。
★★★
★カニ踏んづけちゃったら死んじゃった…命を賭けて友の窮地に駆けつけたアツいやつw★
太陽は蟹座を旅しています。
今日は蟹座にまつわる神話についてお話しようと思います。
勇敢な…でも、不憫なような、
だがしかし
間違いなく、大事な仲間のためなら自分の命をも投げ出す
アツい奴、それはカニちゃん♪
むかしむかし、「最強の人間」と讃えられた
半神半人の英雄ヘラクレス。
彼の父は神々の王、ゼウスなのですが。。。
そう、もうおなじみの色好みの大神ゼウスw
(綺麗なオネエチャンに近づく動物はゼウスと思えシリーズ)その1
(綺麗なオネエチャンに近づく動物はゼウスと思えシリーズ)その2
ヘラクレスのお母さんはゼウスの愛人
ミュケナイ王家の姫、アルクメネ。
アルクメネの元に偲んで行ったときは
なんと、アルクメネの婚約者の姿に化けていったとか!
神様のわりにやり口がキタナイw
(だってうちのカァチャン(王妃ヘラ)怖いんだもんbyゼウス)
当然、ヘラクレスのことをゼウスの妻、王妃ヘラが
可愛いと思うわけがありません。
ヘラの奸計に嵌められ
ヘラクレスは様々な試練というか無理難題をふっかけられ
そのうちの一つが
猛毒を持つモンスター、ヒドラの退治だったのです。
ヒドラは9つの首を持つ怪物で(ヤマタノオロチより一本多いw)
その首は強力な再生力があるので
切っても切ってもどんどこ生えてきます。
が、対するヘラクレスも地上最強の人間と讃えられる怪力の大男
しかも、彼は筋肉だけのオトコではなく
頭もスマートでした。
従者の力も借りながら、互角に怪物と戦うヘラクレスを
物陰からじっと見ている怪しい影。。。
そう、やっと今日のお話の主人公、大蟹カルキノスの登場です!
登場してあっという間に終わるんですけど!
(だから前フリが長いw)
怪物ヒドラと仲良しだった大蟹カルキノス
盟友のピンチを見て、今でしょ!
とヘラクレスの足をチョッキンしてやろうと飛び出します!
ま、カルキノスも蟹としては巨大なお化け蟹だったのだけど
相手は半神半人の英雄ヘラクレスですんで。
グシャッと踏み潰されて一貫の終わり。
この戦いに大蟹カルキノスを参戦させたのは
王妃ヘラという説もありますが
とにもかくにも、友情にアツい勇敢な蟹を可哀相がって
神々が夜空に輝く蟹座として天に上げてやった、
というのが蟹座にまつわる神話なのです。
ちなみにヒドラはウミヘビ座になりました。
日本のさるかに合戦の蟹のほうが賢いというか
機転が利くというか、勝ち組ですが(笑)
ギリシャ神話も日本昔ばなしも『蟹は友情にアツい』、
という点では一致していますね。
オレも太陽蟹座
おかーさんのためならエンヤコラ!(スベること多し byまる母meg)
ふたご座の神話:カストルとポルックスの兄弟愛と絆
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*****
太陽は現在ふたご座を旅しています。
今日は双子座にまつわる神話について書こうと思います。
牡牛座の回に続き➡☆☆☆
またもや「美しい動物が綺麗なおねいちゃんに近寄ってきたらゼウスと思え」
という展開が登場します。
ゼウス、懲りないヒト、、、いや、神ですね。
*****
スパルタ王の妃、レダはその美貌で有名でした。
ゼウスはまたもやその美しさに惹かれ
今回は白鳥の姿に変身して現れます。
レダの前に、鷹に追われる白鳥として現れたゼウスは
「助けて!」と叫びます。
優しく心美しいレダは、彼を守るために腕を広げて迎え入れてしまいます。
その後、レダはふたつの卵を生みます。
一つの卵から生まれたのがカストルとその姉クリュタイムネストラ
もう一つの卵から生まれたのがポルックスとヘレネ(トロイのヘレン)。
カストルとクリュタイムネストラは人間の血を引いており
ポルックスとヘレネはゼウスの血を引く不死身の存在でした。
双子でありながら、
カストルとポルックスは神と人間という違いがあったものの、
彼らはとても仲良く、片時も離れずに育ちました。
二人とも武術に優れ、黄金の羊を探すアルゴー船の旅にも共に参加しました。
しかし、この旅には従兄弟で双子のイダスとリュンケウスも同行しており
後に彼らとの争いが起こります。
そして、その争いの末、カストルは命を落としてしまいます。
弟ポルックスは兄を失い、深い悲しみに暮れます。
彼は不死身である自分の身を呪い
父ゼウスに自分も死なせてくれるように願います。
ゼウスは二人の兄弟愛に心を打たれ
カストルとポルックスを共に夜空に輝く星座として
永遠に仲良く光り輝く「ふたご座」として送り出しました。
*****
ここでふと思い出したのが
池田理代子氏の「ベルサイユのばら」のオスカルとアンドレのワンシーン。
オスカルがアンドレに愛を告げる際
「さながらカストルとポルックスのように」と言っていた記憶があります。
「ベルサイユのばら愛蔵版」を断捨離してしまったので
確かめようがないのですが、、、)
オスカルとアンドレも幼い頃から片時も離れずに育ちましたが
オスカルは伯爵令嬢、アンドレは平民。
この二人の関係にも、ふたご座の神話と重なる部分があるのかもしれません。
ベルばらを初めて読んだのは小学生の頃でしたが
今になってようやく気づいたこともあり
時を経て深まる理解というものを感じるエピソードでした。
***
カストルとポルックスの兄弟愛は、
現代の星読みでふたご座が象徴するテーマにもつながります。
ふたご座は「コミュニケーション」や
「知識の交換」、「多様な視点」を表すサインです。
これは、神話で二人が常に一緒に行動し
冒険を通して互いに成長した姿と重なります。
また、ふたご座の二面性は
カストルとポルックスの「人間と神」という対照的な存在に通じています。
現代のふたご座は、多様性を受け入れ
柔軟にコミュニケーションをとる能力が重要です。
このように、神話の物語と星読みは今でも深く結びついているのです。
***
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占星術と神話〜牡牛に化けたゼウスにさらわれたお姫様エウロペ
*****
西洋占星術と深い関わりを持つ
ギリシャ神話、ローマ神話の登場人物について
書いてみようと思います。
*****
ウカウカしてたら今日、太陽は牡牛座に入ったので
牡牛座つながりで
浮気者のギリシャの神々の王ゼウスが
牡牛に姿を変じてかどわかした
フェニキアの王女エウロペがトップバッターです。
*****
いずれのおんときにやあらむ(いきなりのパクリw)
とりあえずめっちゃ昔。
フェニキア(今のレバノンあたり)の王女エウロペは
ある日、海辺で侍女たちと水遊びをしていました。
するとそこへ、それはそれは美しい白い牡牛がやってきて
エウロペと遊び始めました。
とてもおとなしいのに人懐っこいその牡牛が
「おひめさま、おいらの背中に乗ってごらんよ」
というそぶりを見せたので
つい、牡牛にまたがってしまったエウロぺ。
するとなんということでしょう、
牡牛はエウロペを背中に載せたまま
ぐいぐいとスイスイと沖へ向かって
海の波間を滑るように飛ぶように
すごいスピードで走っていってしまいました。
侍女たち大パニックw
しかしなすすべなし。
エウロパのオトウサン、フェニキア王も
二人を追跡するよう息子たちに命じますが。。。
その白い牡牛は天界いちの浮気モノ
オリュンポスの神々の王であるゼウスだったのです。
ゼウスにはこわーい奥さんの女神へーラーがいたので
浮気がバレないようにいろいろな動物に姿を変えて
おねいちゃんハンティングに精を出していたのです。
この日は白い牡牛に姿を変えて
かねてから目をつけていたプリティプリンセス
エウロペをさらったのでした。。。
ゼウスはあまりのことに顔面蒼白で泣きじゃくる(たぶんw)
エウロペを背中に載せたままクレタ島まで連れ去り
めでたく結婚します。
二人がフェニキア王の追っ手から逃げ回った場所が
「ヨーロッパ」=欧州の名前のもとになりました。
(綺麗なおねいちゃんを手に入れるためにどんだけ走り回ったんやw)
また、ヨーロッパという地名以外にも
木星(Jupiter→ジュピター→ゼウス)の第二惑星も
エウロパと名付けられています。
ゼウスとエウロパの間には3人の息子が生まれ
そのうちの一人がクレタ島の王ミノスです。
オトウサンは神々の王、オカアサンは人間とはいえプリンセス
なかなかの高貴な血筋の子どもたちではありますが
ミノスの息子ケンタウロスは暴れん坊の怪物ですw
(その話はまたの機会に)
(またの機会多すぎ疑惑)
とにもかくにも、これが牡牛座の始まり♪
ステラフォルテ占星術と神話あるある①
「美しい動物が綺麗なおねいちゃんに近寄ってきたらゼウスと思え。」
どーんだけーーーw
『天上の住人を夫に迎えたりせずにすみますように。
ゼウスから逃げるすべなどないのです』
アイキュロス「縛られたプロメテウス」
***
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