占星術と神話〜牡牛に化けたゼウスにさらわれたお姫様エウロペ
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西洋占星術と深い関わりを持つ
ギリシャ神話、ローマ神話の登場人物について
書いてみようと思います。
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ウカウカしてたら今日、太陽は牡牛座に入ったので
牡牛座つながりで
浮気者のギリシャの神々の王ゼウスが
牡牛に姿を変じてかどわかした
フェニキアの王女エウロペがトップバッターです。
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いずれのおんときにやあらむ(いきなりのパクリw)
とりあえずめっちゃ昔。
フェニキア(今のレバノンあたり)の王女エウロペは
ある日、海辺で侍女たちと水遊びをしていました。
するとそこへ、それはそれは美しい白い牡牛がやってきて
エウロペと遊び始めました。
とてもおとなしいのに人懐っこいその牡牛が
「おひめさま、おいらの背中に乗ってごらんよ」
というそぶりを見せたので
つい、牡牛にまたがってしまったエウロぺ。
するとなんということでしょう、
牡牛はエウロペを背中に載せたまま
ぐいぐいとスイスイと沖へ向かって
海の波間を滑るように飛ぶように
すごいスピードで走っていってしまいました。
侍女たち大パニックw
しかしなすすべなし。
エウロパのオトウサン、フェニキア王も
二人を追跡するよう息子たちに命じますが。。。
その白い牡牛は天界いちの浮気モノ
オリュンポスの神々の王であるゼウスだったのです。
ゼウスにはこわーい奥さんの女神へーラーがいたので
浮気がバレないようにいろいろな動物に姿を変えて
おねいちゃんハンティングに精を出していたのです。
この日は白い牡牛に姿を変えて
かねてから目をつけていたプリティプリンセス
エウロペをさらったのでした。。。
ゼウスはあまりのことに顔面蒼白で泣きじゃくる(たぶんw)
エウロペを背中に載せたままクレタ島まで連れ去り
めでたく結婚します。
二人がフェニキア王の追っ手から逃げ回った場所が
「ヨーロッパ」=欧州の名前のもとになりました。
(綺麗なおねいちゃんを手に入れるためにどんだけ走り回ったんやw)
また、ヨーロッパという地名以外にも
木星(Jupiter→ジュピター→ゼウス)の第二惑星も
エウロパと名付けられています。
ゼウスとエウロパの間には3人の息子が生まれ
そのうちの一人がクレタ島の王ミノスです。
オトウサンは神々の王、オカアサンは人間とはいえプリンセス
なかなかの高貴な血筋の子どもたちではありますが
ミノスの息子ケンタウロスは暴れん坊の怪物ですw
(その話はまたの機会に)
(またの機会多すぎ疑惑)
とにもかくにも、これが牡牛座の始まり♪
ステラフォルテ占星術と神話あるある①
「美しい動物が綺麗なおねいちゃんに近寄ってきたらゼウスと思え。」
どーんだけーーーw
『天上の住人を夫に迎えたりせずにすみますように。
ゼウスから逃げるすべなどないのです』
アイキュロス「縛られたプロメテウス」
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