女神アストライアの天秤 神話と21世紀星読みの切っても切れない深い関係
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星と心を読む ステラフォルテ京都
主宰 織田めぐみ(meg)です。
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天秤座の「てんびん」
もうすぐてんびん座の季節も終わり、
いよいよさそり座の季節(myシーズーン♪)がやってきますね。
今回は、その流れに合わせて
過去記事をリフレッシュ&リライトしてお届けします。
楽しんでいただけたら幸いです!
こちらの天秤(てんびん)は、
「愛とお金を天秤にかけて、どちらが重いか」を測っているところですね!
見た感じ、ちょうど釣り合っているみたいで、何よりです(笑)。
さて、天秤座の「てんびん」ですが
これは実はギリシャ神話に出てくる
正義の女神アストライアが持っていたものなんです。
彼女の天秤は死者の魂の善悪を測るための道具で、
天秤が「悪」に傾いた魂は、即座に冥界送りでした。
綺麗な顔してクールですね
しかも、昔の話によれば
アストライアの天秤はかつてサソリのハサミ型だったとか!
お隣の蠍座と関係があったみたいです。
なんともユニークな形ですが、
今のシンプルなデザインの方が使いやすそうです。
アストライアと天秤座の関係
そもそも、アストライアが人間界にいたころは、
地上がサトゥルヌス(土星)に支配され
平和で豊かな暮らしが広がっていました。
(現代だと「土星」ってちょっと怖いイメージがありますけど、実は頼れる存在なんですよ)。
しかし、ゼウスが神々の王になった途端
地上に争いが巻き起こり、「パンドラの箱」まで開いてしまうという大惨事!
ゼウス、ちゃんと仕事して!
(毎度のこととはいえ)
「ミョーにきれいな動物がおねいちゃんにすり寄っていたら、それゼウスかも」シリーズ(笑)⇒★
人間界には悪が蔓延しすぎて、
アストライアの天秤は常に「悪」にガコーン!ガコーン!と傾きっぱなし。
神々もさすがに地上を見限り、
天界に引っ込んでしまいました(それもどうなのって感じですがw)。
アストライアは最後まで人間に
「正義」と「善」を説き続けました。
が、最終的には彼女も地上に嫌気が差し、ついに天界に昇ってしまいます。
そして、夜空で「星乙女」として輝くことになったのです
(ちなみに、乙女座の「乙女」はこのアストライアだとも言われています)。
現代占星術とのつながり
さて、このアストライアと彼女の天秤は、
現代の天秤座にも深い影響を与えています。
天秤座はバランスや調和、正義を象徴する星座で、
これはまさにアストライアが持っていた天秤の象徴そのものです。
彼女が人々の魂の善悪を測っていたのと同じように、
天秤座も常に公平性を求め、人間関係のバランスを大切にします。
さらに、天秤座の支配星は金星(ヴィーナス)で、
これは愛や美を象徴する惑星です。
この金星が、天秤座に調和と美しさのエネルギーを与えているので、
天秤座の人たちは人間関係においても平和を重んじ、調整役に優れているんですね。
まさに、アストライアの持っていた「正義の天秤」の象徴が現代にも生きているのです。
「天秤」いまむかし。。。
ところで、今どきの若い人たち、
実際に「天秤」で物や人の重さを測ったことなんてありますか?
(理科の実験では使ったりしますよね)。
私なんて、昔は(昭和40年代ですかね。。。)
母の実家にあった天秤式の体重計で体重を測っていたものです。懐かしい!
さすがに、天秤棒をかついで物を売りに来る人は見たことありませんけど(笑)。
最期の天秤
というわけで、皆さんも(モチロン私もw)
もしかすると最期の瞬間にアストライアの天秤で
善悪を測られるかもしれません。
ガコーーーーン!ハイ、アンタ冥界!
って宣告されない様に(笑)
日々、清く正しく美しくを心がけて生きていきましょうね!
★★★
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