Thanks for visiting my blog!!
星と心を読む ステラフォルテ京都
主宰 織田めぐみ(meg)です。
★megプロフィール★
読みと神話の関わり ~ゼウスとエウロペ~
星読みを深めるとき
ギリシャやローマの神話に登場する「クセ強」キャラたちは欠かせません。
それは、神話の物語がただの昔話ではなく
星座や天体の性質に息づき
さらには私たちの心理や人生のテーマにも深く関わっているからです。
今回は、牡牛座にまつわるゼウスとエウロペのお話をご紹介。
浮気と変身スキルに長けた(?)神々の王ゼウスの珍行動を通して
星読みと神話、そして現代の私たちが
どうつながっているのかを見ていきましょう!
牡牛座はここから始まった!? ゼウスの暴走エピソード
その昔、今のレバノンあたりにいた美しい王女エウロペ。
ある日、彼女が海辺で侍女たちとキャッキャと水遊びをしていたところ
突如現れたのがピッカピカの真っ白な牡牛。
これがもう、ただの牛じゃないんですよ。
目がキラッキラ、人懐っこさ満点で、明らかに「イケ牛」。
(イケギュウじゃなくて、イケウシと読んでくださいw)
そんなイケ牛が
「お姫さま、背中乗っていいよ」みたいなムードを出してきたもんだから
エウロペ、ついその背中に乗っちゃったんです。
そしたら、なんとその瞬間!
牛がダッシュで海に突っ込み
沖に向かってビューンと爆走!
侍女たちパニック。
「え?ウシが~、姫様を~~~!!」
実はこの牛、ギリシャ神話界きっての浮気魔・ゼウスが変身した姿。
奥さんの女神ヘラが怖すぎて
動物に化けては綺麗なおねえちゃんをナンパする日々を送っていたのです。
ゼウスはエウロペをクレタ島までさらい、そこでめでたく(?)結婚。
二人が逃げ回ったエリアが「ヨーロッパ」の語源になったというから
ゼウス、どんだけ走り回ったんだ。。。
ちなみに、木星(ゼウス=Jupiter)の第二衛星にも
「エウロパ」と名付けられています。
宇宙レベルでもその名を刻んでいるエウロペ
さぞや美しかったのでしょうね。
「牡牛座の満月が教える、自分の価値と豊かさ」
ゼウスとエウロペの物語は
牡牛座が象徴する「美しさ」「豊かさ」「安定感」と深くつながっています。
現代の星読みでは
牡牛座の満月は「自分を満たすもの」を見直し
何を大切にしたいのかを選び取るタイミングとされています。
エウロペが自らの運命を受け入れ
ゼウスとの新しい世界を切り開いたように
私たちもまた
自分にとって本当に価値のあるものを見つめ直すきっかけにできるのです。
ただし、もし白いイケウシがあなたに近寄ってきたら
その正体はゼウスかもしれないので(笑)
すぐに乗るのはやめた方がいいと思います。
最後にひとこと
神話って、昔話に見えて
実は私たちの内面や行動に深く結びついているんですよ。
次に夜空を見上げたり、星読みをするとき
このゼウスの「イケ牛DASH(奪取?)」や
その他の星にまつわる神話を思い出してみてくださいね。
星読みがもっと身近に、そしてイキイキと感じられるはずです。