2024年 12月
ふたご座の神話:カストルとポルックスの兄弟愛と絆
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星と心を読む ステラフォルテ京都
主宰 織田めぐみ(meg)です。
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太陽は現在ふたご座を旅しています。
今日は双子座にまつわる神話について書こうと思います。
牡牛座の回に続き➡☆☆☆
またもや「美しい動物が綺麗なおねいちゃんに近寄ってきたらゼウスと思え」
という展開が登場します。
ゼウス、懲りないヒト、、、いや、神ですね。
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スパルタ王の妃、レダはその美貌で有名でした。
ゼウスはまたもやその美しさに惹かれ
今回は白鳥の姿に変身して現れます。
レダの前に、鷹に追われる白鳥として現れたゼウスは
「助けて!」と叫びます。
優しく心美しいレダは、彼を守るために腕を広げて迎え入れてしまいます。
その後、レダはふたつの卵を生みます。
一つの卵から生まれたのがカストルとその姉クリュタイムネストラ
もう一つの卵から生まれたのがポルックスとヘレネ(トロイのヘレン)。
カストルとクリュタイムネストラは人間の血を引いており
ポルックスとヘレネはゼウスの血を引く不死身の存在でした。
双子でありながら、
カストルとポルックスは神と人間という違いがあったものの、
彼らはとても仲良く、片時も離れずに育ちました。
二人とも武術に優れ、黄金の羊を探すアルゴー船の旅にも共に参加しました。
しかし、この旅には従兄弟で双子のイダスとリュンケウスも同行しており
後に彼らとの争いが起こります。
そして、その争いの末、カストルは命を落としてしまいます。
弟ポルックスは兄を失い、深い悲しみに暮れます。
彼は不死身である自分の身を呪い
父ゼウスに自分も死なせてくれるように願います。
ゼウスは二人の兄弟愛に心を打たれ
カストルとポルックスを共に夜空に輝く星座として
永遠に仲良く光り輝く「ふたご座」として送り出しました。
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ここでふと思い出したのが
池田理代子氏の「ベルサイユのばら」のオスカルとアンドレのワンシーン。
オスカルがアンドレに愛を告げる際
「さながらカストルとポルックスのように」と言っていた記憶があります。
「ベルサイユのばら愛蔵版」を断捨離してしまったので
確かめようがないのですが、、、)
オスカルとアンドレも幼い頃から片時も離れずに育ちましたが
オスカルは伯爵令嬢、アンドレは平民。
この二人の関係にも、ふたご座の神話と重なる部分があるのかもしれません。
ベルばらを初めて読んだのは小学生の頃でしたが
今になってようやく気づいたこともあり
時を経て深まる理解というものを感じるエピソードでした。
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カストルとポルックスの兄弟愛は、
現代の星読みでふたご座が象徴するテーマにもつながります。
ふたご座は「コミュニケーション」や
「知識の交換」、「多様な視点」を表すサインです。
これは、神話で二人が常に一緒に行動し
冒険を通して互いに成長した姿と重なります。
また、ふたご座の二面性は
カストルとポルックスの「人間と神」という対照的な存在に通じています。
現代のふたご座は、多様性を受け入れ
柔軟にコミュニケーションをとる能力が重要です。
このように、神話の物語と星読みは今でも深く結びついているのです。
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